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定期借地権とサステイナブルコミュニティ

掲載日2002 年 5 月 25 日
定期借地権とサスティナブルコミュニティ

定期借地権とサスティナブルコミュニティ

「本書は、現在の大不況の先に見えてくる日本の住宅社会のメガトレンドを踏まえ、新たな資産形成戦略として活用しうる住宅システムのあり方を、具体的に、制度改革やビジネスプランとして提案した必読の書である。」島田晴雄(元内閣府特別顧問・慶応大学教授、現在は商科大学学長)

日本で20年の歴史を持つ「定期借地権による住宅地開発」は、英国のリースホールドによる住宅地開発とは基本的に違っている。

英国のリースホールドによる住宅地経営は、住宅の資産価値を維持向上させる制度であるのに対して、日本の定期借地権制度を利用した住宅地開発は、住宅販売価格を安くするための土地の暫定利用であって、良質な住宅資産を育むものではない。

本書は英国のリースホールドによる住宅地経営を説明し、また日本各地で日本の定期借地権制度を利用して取り組んできた住宅地開発の中で、英国に倣おうとした100年定期借地権制度による住宅地開発事例と、日本の定期借地権制度の中での改善事例を紹介した。

序章

1.正の資産・負の資産 2.富の増大のチャンス 3.借地権の価値

Ⅰ. ポス住宅金融公庫時代の不動産経営

1章 ポスト住宅金融公庫時代

1.クレジットローンからモーゲージローン  2.不動産取引価格と抵当権価格

2章 モデルとなる米国の住宅市場

1.金融中心の社会・資本主義の原点 2.米国の不動産経営

3章 資産価値の高い住宅地開発

1.労働環境の変化と人々の生活 2.資産価値が評価されたガーデンシティ 3.ラドバーン開発とHOA

4章 資産形成となる住宅地経営

1.アメリカの住宅地開発  2.住宅地の資産管理主体HOA 3.英国のガーデンシティの経営基盤

5章 借地権

1.借地の経済理論  2.借地権とその更改

6章 借地による住宅地開発

1.地主、デベロッパー、ビルダー  2.開発資金・建設資金  3.サステイナブルハウス  4.資産価値が増大する借地権開発

Ⅱ  定期借地権付き住宅地開発による不動産経営の提案

7章 地主・住宅需要者の要求と定期借地権付き住宅地開発(300坪の土地経営)

1.税理士の視点から見た近郊農家の土地管理  2.埼玉県におけるその他の開発  3.高い土地税負担(禍)を転じて資産価値のある住宅地(福)に

8章 定期地権付き土地経営の発展形(3000坪の土地経営)

1.3000坪の住宅地開発 2.販売計画=購入者側から見た定期借地権(近傍での開発事例比較)

9章 現行制度とこれからの課題

1.相続税の計算  2.税理士としての提言

10章 美しい町づくりへの挑戦

1.小規模定期借地権付き住宅開発の考え方  2.「定期借地権」による町づくりへの取組み事例 3.定期借地権による夢の実現  4.定期借地権利用による町づくり

Ⅲ わが国の定期借地権と土地制度略史

11章 定期借地権付き住宅制度関連法

1.定期借地権制度とその実践 2.借地借家法・定期借地権付き住宅関連条文(抄) 3.一般定期借地権  4.定期借地権のメリット

12章 定期借地権と土地問題の歴史的考察

1.日本の土地所有権の成立 2.日本の借地権制度の変遷と論点  3.これからの定期借地権開発


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