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住宅で資産を築く国、失う国

掲載日2004 年 10 月 30 日

e4bd8fe5ae85e381a7e8b387e794a3e38292e7af89e3818fe59bbde38081e5a4b1e38186e59bbd本書は、住生活基本法時代を迎えるに先立って、国土交通省からの技術研究補助金を受けて、(財)ハウジングアンドコミュニティ財団が平成12年から平成16年までの5年間に亘り、欧米の住宅産業に関する調査研究をしてきた。その成果をもとに、同研究会参加者が、その研究成果を如何に学び、わが国で実践に向けて展開してきたかをまとめたものである。

本書の出版後、小泉内閣が住宅公団、住宅金融公庫の廃止を閣議決定して、事実上住宅建設計画法の屋台骨が消滅して、五カ年計画の継続が不能になり、新たに住宅建設計画法が制定されることになった。

新たに、政府が住生活基本法に方針転換してきたことは、スクラップアンドビルドによる住宅施策から、現在政府が取り組んでいる「超長期優良住宅地経営」への転換である。その政策のあり方と実践の取り組みを示したのが本書である。

 

 

はじめに・・・戸谷英世

1.住宅購入で試算を築く国、失う国 2.住宅で資産形成ができるわけ 3.資産価値の評価される住宅の立地条件 4.住宅の価値は増殖する 5.住宅の資産価値の上昇は社会全体の利益

1章  米国に学ぶ住宅資産価値増大の手法・・・野津敏紀

1.日本の数十倍ある中古住宅流中止上とは何か 2.資産価値を生む米国の住宅とはどのようなものか      3.米国の住宅産業構造はどのようなものか

2章  リースホールドによる住宅地開発・・・大熊繁紀、戸谷英世

1.なぜ、リースホールが必要なのか  2.100年定期借地権の実践事例 3.英国のリースホールド

3章  二段階分譲方式を活用した住宅地開発・・・高倉健一

1.地域振興の視点からの住宅地開発 2.二段階分譲方式

4章  住宅地開発のやり方で可能な資産形成・・・板東敏男、谷口正博

1.分譲地を甦らせた住宅地開発事業  2.小さな実践と大きな事業  3.住宅建設から住宅地開発へ

5章  資産価値に依存した住宅地経営・・・坂部守勝、本多信夫、久保川義道、澁谷政教)

1.高級賃貸住宅経営  2.買収価格保証住宅  3.高級賃貸アパート経営  4.洋風デザインにこだわった住宅地経営-サステイナブルコミュニティ

6章  資産形成住宅にレンガ建築の果たす役割・・・黒瀬洋、松藤泰典、岩本愛一郎、戸谷英世

1.世界の資産形成住宅とレンガ  2.レンガ建築が資産価値形成になる条件  3.日本におけるレンガ建築の展望  5.コンクリート化粧材としてのグランドコンクリート

7章  既存住宅の資産化・・・川崎直宏

1.既存住宅の状況  2.資産化の意味と実状  3.資産化に役立てるリモデリング  4.宅地の管理と資産化

8章 住宅地の資産価値評価とデザイン・・・竹山清明、戸谷英世

1.欧米の資産価値のある歴史的住宅と住宅地  2.日本の人気のある歴史的住宅地  3.住宅の資産価値上昇の実際と理論

あとがき


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