ビルダーズマガジン

ビルダーズマガジン第124号

掲載日2006 年 12 月 15 日

bm124本号の特集記事は、「日本の近代住宅デザイン アントニン・レーモンドから吉村順三」である。HICPMといえば、「輸入住宅促進だ」、「洋風住宅だ」というように考えられていて、日本の住宅に関心がない「売国奴」のように毛嫌いされ、耳を貸さない人がいる。

デザインには夫々歴史文化があって、その形と意匠が文化を伝える。しかし歴史文化の違いはデザインの相違にはなっても、人に与える感動や人々の良し悪しを左右するものではない。

衣食住に共通する文化は、いずれも洋の東西に関係なく、優れたものは人々の感動を与え、好きなデザインはその人の宝となり、人々のアイデンティティの一部となる。東西の建築文化は相互に影響を与え合って、豊かな生活の実現に寄与してきた。アントニン・レーモンドや吉村順三は、東西建築文化の橋渡しの仕事に携わってきた建築家である。

2.表紙の言葉

--基本重視が求められる仕事

3.アメリカン版ハウスプラン

--光溢れる窓の家

4.特集記事 「日本の近代住宅デザイン アントニン・レーモンドから吉村順三」

日米の近代住宅のデザインの交流は、1894年のシカゴコロンビア博覧会での平等院鳳凰堂がF.L.ライトに影響を与え生まれたプレイリーデザインに始まる。ライトのプレイリーデザインの郷帰りとして、帝国ホテルのデザインで故郷に錦を飾った。そのときのライトの片腕がアントニン・レーモンドである。戦後の1950年ニューヨークMOMAのオーナー、ロックフェラーが戦後の米国の住宅のモデルとして日本の歴史建築に学ぶものがあるとして調査団が来日し発見した書院造りを、MOMAの中庭に設計した松風荘の建築家が、レイモンドの弟子の吉村順三であった。書院造りは米国の住宅デザインにオープンプランニングを輸出し、それが1980年になって、日本に輸入住宅デザインとして郷帰りした。

10.Cross  Culture

--南ドイツの野外博物館「マッシング民家園」

12.カナダのオリジナルな建築 第55回

--都市郊外のラビーン(渓谷)に囲まれた低密度開発(2)

13.American News Pin Board

--ニューアーバンの考えを推進するコミュニティ協会(1)

14.新コンストラクションマネジメント講座 第27回

--スケジューリング: 時間管理の考え方  職人の仕返し

15.不況期の対策  NAHBの経験に学ぶ住宅建設業者体力増強講座 第93回

--リモデリングの営業販売「成功する9つの段階」  会社の歴史  営業販売業務成功の理由

16.NAHB技術講座 第21回 コミュニティづくりの理論と技法

--居住環境ハビタット  景観

18.建築法規講座 第18回

--街並み造りと建築協定

19.読者からの質問のページ 第15回

--「耐震偽装」問題の怪(その1)

20.書籍注文書と編集後記

 


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