ビルダーズマガジン

ビルダーズマガジン第125号

掲載日2007 年 1 月 15 日

bm125本号の特集記事は、「スペインの建築デザイン アルハンブラ宮殿とガウディの建築」である。スペインのバルセロナといえばガウディのサクラダファミリア(聖家族)を思い出すに違いない。建築物全体が楽器になって、キリストの福音をバルセロナ中に響かせることが構想されている。

生誕の門は女性の性器をイメージしたとも言われ、ヒンドゥ教等と共通する「類物信仰」を連想させる造形となっている。ガウディを追っていくと、中世イスラム教文化であるグラナダ王朝のアルハンブラ宮殿のイスラム文化の造形美へと導かれる。ガウディはモデルシモと呼ばれる19世紀末建築文化の牽引者で、中世イスラム文化へ導いてくれる。

スペイン建築の面白さは、イスラム教文化とキリスト教文化の融合、相克の歴史の中で花開いた奥行きの深さにあって、対立と融合発展という興味津津の空間の文化である。

2.表紙の言葉

--寛げる集合住宅のライフスタイル

3.アメリカ版ハウスプラン

--平屋建住宅

4.特集記事 「スペインの建築デザイン アルハンブラ宮殿とガウディの建築」

--アッラーの啓示を鍾乳洞の中で受けたモハメッドが始めたイスラム教空間文化は、この鍾乳洞の形態イメージ、砂漠の富の憧れである植物(緑色)、水(青色)、アッラーの血潮(赤色)と砂漠で人の安全の道しるべとなる星(金色)の4色が鍵となる色彩である。偶像崇拝を廃し、「アッラーは偉大である」という文字をデザイン化した装飾が建築物の内装のいたるところに描かれて美しい。ルネッサンス時代までヨーロッパ文化を引き離していた高い文明を、その建築空間の合理性の中に見ることが出来る。そこには地方性と合理性と癒しが組み合わされた特異な文化がある。

10.Cross  Culture

--カッパドキアの洞窟住居

12.カナダのオリジナルな建築 第56回

--都市郊外のラビーン(渓谷)に囲まれた低密度住宅地開発 (3)

13.American News Pin Board

--ニューアーバンの考えを推進するコミュニティ協会(2) コミュニティ協会の財源

14.新コンストラクションマネジメント講座 第28回

--スケジューリング  CPMの取り組み

15.不況期の対策  NAHBの経験に学ぶ住宅建設業者体力増強講座 第94回

--リモデリングの営業販売「成功する9つの段階」:営業担当者への動機付け

16.NAHB技術講座 第22回 コミュニティづくりの理論と技法

--人為的な影響  道路と取り付け道路

18.建築法規講座 第19回

--駆け込み確認、駆け込み着工、駆け込み基礎工事(建築基準法第3条第2項の違反行政)

19.読者からの質問のページ 第16回

--「耐震偽装」問題の怪(その2) 起訴権濫用のスケープゴート狩り

 


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