ビルダーズマガジン

ビルダーズマガジン第131号

掲載日2007 年 7 月 15 日

131本号の特集記事は 「ムガール帝国の栄華とデザイン」。洋風建築のデザインを追い掛けて、イベリア半島まで足を伸ばしてグラナダ王国のアルハンブラ宮殿を訪問した。そして、そのイスラム建築美がガウディの建築に大きな影響を与えたことを確かめ、その跡を追って、今回はイスラム建築の広がりとしてインドへと足を伸ばすことになった。

インド建築の中で最も栄華を極めたムガール帝国は、第4代国王ジャハーンギールの時代に、妻のヌール・ジャハーンのために建造したタージ・マハルは、世界で最も美しい霊廟建築とされている。息子によって、国王が8年間幽閉監禁されたアグラ城から妻の眠るタージ・マハルの景観は、歴史物語を知ってこの景色を見るものに、王の無念さと切なさを伝えてくれる。このように歴史文化遺産として建築物が提供してくれるデザインの重さを感じさせる好例である。

2. インターナショナル・アーツ&クラフツ

--ウィリアム・モリスの格子模様デザインの壁紙 (1862年)

3. アメリカ版ハウスプラン

--住宅のデザインと公共性

4. 特集記事 「ムガール帝国の栄華とデザイン」

--インド北部の建築デザインを紹介。その建築デザインの中心は、ムガール帝国の王宮建築で、アクバル帝の建築にはイスラム教とヒンドウ教のデザインが混ざり合って個性豊かなデザインを生み出している。英国の植民地時代、ビクトリア女王夫妻が訪問したシャイプールは、歓迎の意を込めて、町全体の建築物をピンクに化粧したことで別名「ピンクシティ」と呼ばれる町である。

インド建築と築地本願寺物語: 法隆寺金堂再建に当たり、委員長竹島卓一と宮大工西岡常一との論争の外で聞いた話の紹介。ジョサイア・コンダー教授の指導の下、各地には固有の文化があることを学んだ辰野金吾が、伊東忠太にインド建築を研究するように命じ、関野貞には竹島を付けて中国建築を調査研究させ、自ら日本建築科を創設した話の紹介。

10. CROSS CULTURE

--ネパール、カトマンズ盆地に住むネワール族の集落の特色とそこでの暮らし

12. カナダのオリジナルな建築 (62)

--レーンウエイ・アーキテクチャーとニューアーバニズム (5)

13. AMERICAN NEWS PINBOARD

--ニューアーバニストが挑むローインパクトなインフラ

14. 図解 建築ディテール (1)

--壁/天井    ドライウォール VS. 化粧プラスター

16. NAHB技術講座 (28) コミュニティづくりの理論と技法

--コミュニティ・ビジョニング

18. 新コンストラクションマネジメント講座 (34)

--狭義のスケジューリングでの改善 (4)

19. 読者からの質問のページ (22)

--開発許可の法律の判断

20. 書籍注文書/編集後記


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