本号の特集記事は、NAHB(全米ホームビルダー協会)のIBS(インターナショナルビルダーズショウ)の主要事業の一つ「ザ・ニューアメリカンホーム2009の全体像」とラスベガス・シティーセンターです。ザ・ニューアメリカンホーム(TNAH)は、都市計画法の住宅デザイン傾向と最新の材料や工法を駆使したモデルホーム事業として、NAHBが住宅産業界及び住宅ジャーナリズムの協力を得て実施している事業で、米国の住宅産業の関心事を学ぶ上で大変重要な事業です。
モデルホーム自体は、多くの見学者に米国の裾野の広い住宅産業の関心を網羅するために、ハイエンド(所得の最も高い階層)を対象にした住宅で事業を展開しているため、見学者の中には、「このような高額な住宅は参考にならない」という人もいます。しかし、この住宅には、現代の社会経済環境で多くのテーマに取り組んだために、どうしても大きな住宅を利用しなければならなかったという意味もあります。多くの写真で住宅内外を紹介しています。
2.インターナショナル・アーツ・アンド・クラフツ
--Å・W・N・ピュージン:エンカオスティック(蝋画法)タイル
3.アメリカ版ハウスプラン
--現代風ゴシックリバイバルの家
4.特集:ザ・ニューアメリカンホーム2009の全体像 ラスベガス「シティーセンター」
米国はサブプライムローン事故以来、世界経済恐慌に近い大きな経済不況に見舞われているが、米国の住宅産業界としては、金融資本や証券市場が、住宅の資産価値は半永久的に右肩上がりが続くという、「住宅価値は上昇し続ける」という神話の上に、MBS(住宅モーゲージ債権の証券化)が投機の生贄にされたためと考えており、住宅産業自体は、その犠牲者であり、今後の景気回復のためには、これまで同様、住宅産業界が資産形成のできる住宅供給及び住宅地経営管理に取り組まなければならないという認識に立っている。TNAHは、エネルギー対策を中心に据えた現代の社会的な住宅ニーズへの回答を集約したものになっている。
ラスベガスは、2009年から向こう3ヵ年、NAHB・IBSが開催される場所でもあるため、米国のバブル経済真っ最中に取り組まれた世界最大のシティーセンターの威容をの概要を紹介した。ラスベガスは、世界の多数の遺産をエンターテイメント建築として造っており、これらの優れた建築の表現する文化を、カジノの夢に結び付けてきた。シティーセンターは、未来の夢の実現である。エンタ-テイメント建築の最高傑作も、住宅産業界の関係者にとって、デザインの学習に役立つものと考える。
10.Cross Culture
–「ハワイアンスタイル」の住宅 その3
ハワイや西海岸の小型住宅 ユニークなデュプレックス
12.カナダ゙のオリジナルな建築 第89
–イクイリブリアム・コミュニテイ計画先導事業 (2)
13.American News Pin Board
--続・ニューアーバニストの経済危機対応策
14.図解建築のディテール
--ハイブリッド構造(混成構造)、下地床の材料、木造下地床、コンクリート下地床
16.NAHB技術講座 コミュニティづくりの理論と技法 第55回
--コミュニティのための支払い
1.コミュニティに投資する利益
18.新コンストラクションマネジメント 第61回
--CMによる効果とその取り組み
19.読者からの質問ページ 第49回
--「熱の3変化」と熱対策
20.書籍注文書と編集後記
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