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泊まり山崎ガーデンテラス(日本初のニューアーバニズム計画)

掲載日2010 年 11 月 5 日

DSC00158国土交通省が進めている長期優良住宅事業、街並み部門(第1回)で認定を受けたアサヒグローバル株式会社が進めている「泊山崎ガーデンテラス」は全19戸中11戸が建築完了及び建築中で、その街並み景観は関係者に驚きの目で評価されている。この事業はアサヒグローバルの要請を受けてHICPMがニューアーバニズムの計画理論を展開し、この開発に適用した日本で最初の取り組みである。

実施に関しては、アサヒグローバルがその独自の事業手法で実施しており、HICPMは計画段階での関与しかしていません。しかし、この事業は、基本的に計画段階で決められたニューアーバニズムの考え方は踏襲されており、日本における最初のニューアーバニズムによる計画として注目に値するものです。

DSC00154この計画ではビオトープの考え方を採り入れており、現在左側の写真で自動車が駐車しているところは、住宅が建設されるところですが、この自動車が停まっているところは、その住宅の前庭部分となりますので、広義の公園部分はこの部分を含み、右手の歩道に面する住宅の前庭(この写真には入らない部分)までが公園とみなされる広い空間となります。建築の前面外壁間は幅員が20メートル弱、奥行きが60メートル程度の公園がそこに登場します。

公園に面する住宅の外壁はレンガ仕上げとなっているためにこの共有庭(コモングリーン)を囲う住宅のレンガ外壁で造られた空間は、英国のハムステッドガーデンサバーブにあるコートハウスを連想させるものということもできます。その公園の中央を小川が流れています。DSC00164

この住宅地の裏を走る自動車道路から住宅地に入る歩道に立ったとき、入り口のゲートはこのような簡素なものです。道路に面する外壁は、基本的に白色のサイディングです。これは19戸の集団がこの地域の中で、できるだけ重い感じにならないようにするために計画した配慮です。

すべてをレンガの外壁にし、地域への存在感が強くなり過ぎることは、地域環境として景観的によい効果が生まれるとは限りません。市域と調和してこの住宅地は浮き上がるのではなく、地域全体の環境評価を高めることに寄与できると考えています。

HICPMが毎月第1木曜日に実施している月例セミナー「三種の神器」による住宅地経営技法の第1の神器はニューアーバニズムによるマスタープランとアーキテクチュラルガイドラインです。その日本でな最初の実現事例です。


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