ビルダーズマガジン

ビルダーズマガジン第175号

掲載日2011 年 3 月 22 日

BM175号本号の特集は、今年1月12日から19日まで、HICPM戸谷英世GKKが実施した「2011・NAHB・IBSとニューアーバニズム」研修ツアーについての報告としました。住宅バブルが崩壊した2007年から既に4年目を迎えようとしていますが、米国経済が期待したとおりの回復をせず、9%を超す高い失業率によって、住宅のモーゲージが不良債権化した状態の改善が思ったようにすすまず、既存住宅市場に多くの安治住宅生産性研究会があふれているため、新築住宅市場は年間50万戸ベースという最盛期の4分の1程度に低迷し続けています。この米国のバブル崩壊後の姿こそ、20年後の日本ではないかと思って、そのときが、米国のバブル崩壊のように一瞬に発生するのではなく、20年掛けて徐々に起こると考えるモデルだと思います。現在米国の住宅市場でのハード、ソフトの取り組みは、いずれもこれから日本の住宅産業が取り組む課題ばかりだと思いました。住宅購買者の購買能力の低下が、すべての取り組みの大前提になっていることを強く感じました。

2.インターナショナル・アーツ&クラフツ

--ウイリアム・モリス:タペストリーのためのデザイン、1879-81

3.カレントトピックス

--地球温暖化、末法思想、マネーロンダリング

世界全体が秩序を失って冥想している混迷の時代で、この時代を「どのように読むか」ということが、これからの生き方、企業経営にとって重要であると考えます。

4.若本修治のレポート

--「クレームの低減は「図面」にあり」は、工事に対する支持は、「設計図書」(設計図と仕様書)という書物で確定しています。設計図書がしっかり決められていれば意志の伝達は確実にやられ、クレームは少なくなります。

5.黒瀬 洋のレポート

--「レンガを使った住宅事例紹介:東名ホーム

外資企業向け高級賃貸住宅’734戸)、次世代高品質賃貸住宅(28世帯)、賃貸管理マンション(150世帯)、いずれもレンガを外壁に使った事例紹介

6.特集記事:2011・NAHB(全米ホームビルダー協会)IBS(インターナショナル・ビルダーズ・ショウ)とニューアーバニズム

--今年のショウは、フロリダ州オランドで開催されたので、オランド周辺からサウスキャロライナ集のチャールストン及びその周辺のニューアーバニズムによる住宅地開発を調査見学しました。米国での住宅バブルが崩壊して、住宅資産管理がどのようになっているか、住宅資産価値はどのようになっているか、という視点に絞って見学研修しました。経済環境が悪くなればなるほど、しっかり造られた住宅地と大雑把に造られた住宅との既存市場での差異は拡大することが多くの事例で共通していることがわかりました。

住宅価格を購買力に合わせて切り下げる最大の技法は、住宅地の高密度開発しかないことも住宅バブル崩壊ではっきりしたといえます。戸建住宅を、独立住宅として建設する選択肢は狭められ、アタッチドハウス、テラス、デユプテックスハウスとして立てられる方向に向かっていることがはっきりしました。

10.竹山清明の街並み講座

--アメリカのアーツアンドクラフツ住宅:ギャンブル邸のあるパサディナの街並み:ジャポニズムの影響を色濃く残した高級住宅

11.澁谷征教による「まちづくり講座」

--分譲住宅地作りのコンセプト:デザインスクリプト業務(ま因み創造の脚本作り)の作り方

12.図解 建築のディテール(45) 木製フローリング

--実はぎ(タング&グローブデッキング)

14.長期優良住宅実現の途・住宅資産価値形成のための「三種の神器」

-- 第12回 「リースホールドと土地管理法人」:開発史基地全体を一人の法人管理とするときどのような法人が可能か、株式会社、財団法人、組合法人などのうち、財団法人の可能性を検討しました。

16.アメリカンハウススタイル

--イタリアン・ルネッサンス・リバイバル様式

18.新コンストラクションマネジメント講座

第16回 スケジューリング(工程管理計画)

19.読者からの質問(66)

--「一の敷地とみなすこと等による制限の緩和」:都市計画法第11条第1項第8号は、50戸以上の場合の「一団地の住宅施設」を規定していますが、50戸未満で開発する「三種の神器」によるPUDに対しては、そのすべての住宅が一つの敷地にあるという計画として扱われる。

20.書籍注文と編集後記



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