ビルダーズマガジン

HICPMビルダーズマガジン第205号

掲載日2013 年 9 月 13 日

MX-3110FN_20130913_142153_001本号の特集記事は、サステイナブルコミュニティ理論を1980年に、カリフォルニア大学バークレイ校のセミナーで提唱したピーターカルソープが、TOD(トランジット・オリエンティッド・デベロップメント)の理論としてまとめたトランジット(大量輸送機関)を利用した都市の再生を、実践した事例である。

私自身、今回の訪問は4回目となるが、同じ開発地を何度も訪問することによって、街の成長する様子を見ることができ、街づくりをするときに時間の経過をどのように考えなければならないかを知ることができる。そこで今回は、写真を多用して、読者の皆さんに誌上セミナーとしてTODによってつくられたクロッシングスを見てもらうことにした。

ショッピングセンターが衰退した後を住宅地として再生したクロッシングは、建設後10年以上経過しているが、年を追って熟成し、住宅の資産価値も2倍以上に上昇している。今でも建設された当時と同じような、成長している街の元気の良さを感じさせてくれる住宅地である。

2.インターナショナル・アーツ・アンド・クラフツ

ーーーアーネスト・ギムソン:引き出しのあるキャビネット、1903-07:英国とウイーンとの間でデザインの強力な交流があったときの一つの成果物

3.カレントトピックス

ーーー車が支配してきた道路を歩行者の生活空間に:都市を公園にするジョルジュオースマンの考え方を現代の都市にも展開する意味が一つの時代潮流となっている

4.若本修治のレポート

ーーー「コンクリートから人へ」の本当の意味:人間の文化を担うことができる構造物とは何かを考える。

5.レンガの街並み

―――バルト3国(リトアニア、ラトビア、エストニア)建築の美しいレンガの街並み:レンガの特色を生かしたデザイン

6.特集:ニューアーバニズム(TOD)街並みデザインの誌上研修

---ザ・クロッシングスの街並みは、歩車分離を徹底させることはできなかったが、少なくとも街並み景観において、車を人びとの視界からは目立たなくすることによって、車による街並み景観破壊を防止することに成功している。

各住宅は同じものをつくらないことで「わが家」という帰属意識を高めるとともに、その集団としての「わが街〈アワーストリート〉として帰属意識の持てる街並みを形成している。それは使用する材料や工法を同じにすることで、集団としての一体感を演出することで実現できている。

帰属意識とは、それを自分のものと意識することで、愛情を感じ、宝と思って大切にすることにつながっている。

10.竹山清明の街並み講座

---花にあふれるストラットフォード・アポン・エーボン

シェックスピアノ生誕地の街並みは、花で飾られとても美しいく、多くの観光客を惹きつけている。

11.渋谷征教の住宅のデザインのワンポイント

ーーーユニットプラン(間取りについて)(12)

12.図解建築のディテール(75)

ーーートリム材の取り付け

14.連載 「住宅に寄り資産を築く国、失う国」

---第3回:使用価値と交換価値(価値:貨幣との交換比率)

16.連載 ア・フィールド・ガイド・トゥー・アメリカンアーキテクチュア(9)(10)

18.新CM(コンストラクションマネジメント)入門講座第19回

---CMを支える米国のホームビルダー経営の12の要素

19.読者からの質問(96)

---アメリカン・ハウス・スタイルとオープンプランニング

20.書籍注文・編集後記



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