ビルダーズマガジン

HICPMビルダーズマガジン第218号

掲載日2014 年 10 月 9 日

MX-3110FN_20141009_171947_001「オランダとベルギーの街並みと住宅」の連載の第2回目「オランダの小さな町ゴーダ」を特集しました。これは「低層でも高密度開発」されているにもかかわらず、豊かな広場と緑と水にあふれる街並みの秘密を見つけようと出かけた調査の報告です。調査敗1日1都市と限って車椅子でゆっくり回ったわけですが、時間をかけて町のつくられ方をゆっくり考えながら調査して回りました。その結論は、コモン〈共有地〉とコミュニティ(地縁共同体)の興味ある歴史の中でつくられたつながりではないかということでした。全道路に沿って建築物はならべられるとともに、隣地境界線に接して壁を建て上げてつくる街並みは、建蔽率(空地率)制限を一定に掛けて建築をすれば、必ず街区ごとに中央にコモン〈共有地〉が生まれることになります。その共有地をコミュニティㇽルールに従って使うことで、豊かな空間を造り、その空間を楽しむことができていることが分かりました。都市の中の最大の共有広場がマルクト広場で、そこに市役所が立っています。長崎のハウス展星の中止にある市役所は、ゴーダの市役所です。

2.インターナショナル・アーツ・アンド・クラフツ

ーーージョセフ・ホフマン:ウインナー・ベルク・シュテーテの銀食器

3.カレントトピックス:「聖域なく改革」に始まった全体主義国家の復活

---現在アベノミクスを見ていると、私の学生時代の60年日米安全保障条約反対闘争を思い出します。「安保反対、岸信介内閣を倒せ」とデモをしたころ、日本が新たな日米同盟を締結をし、日本の軍国主義が一挙に拡大するのではないかという不安が広がった時代でした。学生たちは連日日米安全保障条約の本質の追及に口角泡を飛ばして議論をしました。そのとき、当然のように、戦中の軍国主義の国家経営が話題になりました。私はその頃勉強した日本の戦前、戦中の国家経営と同じものを今の安倍内閣の政治に感じました。その理由を扱いました。

4.若本修治のレポート

ーーー史跡名勝周辺の街並みと住宅

5.ゴーダの街、レンガの建築

---特集記事と連携させてゴーダの街のレンガ建築を紹介したものです。

6.特集:オランダとベルギーの街並みと住宅

—オランダの都市と住宅を見るとき、日本の大学教育のように工学(エンジニアリング)の「物づくり」の学問として理解しようとすると、必ず間違ってしか理解できない。欧米では、住宅・建築・都市に関する学問は、人文科学(ヒューマニティーズ)という学問として勉強します。それは3次元の箱モノづくりではなく、そこにな人類の礫文化の大きな流れを軸に、過去から未来に向かう人々の文化空間という視点で捉えなければならない問題だからです。過去にそこで営まれたという歴史的事実を、その都市で生活する人は時空間を越えて味わうことが必要です。オランダの都市は歴史文化の集積という時間軸を入れて享受しなけらば、本当のオランダの街を楽しみつくすことはできません。

10.竹山清明の街並み講座

---ピーターラビットの世界 その1:ビアトリクス・ポターの世界は多くの人が楽しむことができる観光地になっています。

11.渋谷征教の住宅デザインのワンポイント

ーーーユニットプラン(間取りについて、)2戸の戸建て住宅の平面計画の特徴を紹介した。

12.図解建築のディテーㇽ(詳細)

---階段(ステヤーズ)

14.「聖域なき改革」第1回全体主義に突っ走るアベノミクス

ーーー小泉・竹中内閣が実施した「聖域なき改革」で行った都市再生事業により、全国各地では行政処分の違反を問題にした行政事件訴訟が多数提起された。私自身過去10年間に50件以上の行政事件に関係し、「聖域なき改革」野なの基に小泉・竹中内閣が行った規制緩和の本しつぃが、憲法違反による法律改正であったことが分かった。そのからくりを代表的な3つの問題、住宅、建築、都市から1件づつ拾い上げ、それらの分析から憲法違反の事実を証明することにした。

16.ア・フィールド・ガイド・トゥー・アメリカンアーキテクチュアー

ーーーヴィクトリアン様式の邸宅事例を扱った。

18.実践的CM(コンストラクションマネジメント)講座第3回

---米国のホームビルダーと日本の大手ハウスメーカーの類似点、相違点

非常の興味深いことは以下のようであることが調査結果明らかになった。、

1.米国のホームビルダーと日本のハウスメーカーの住宅の価値(直接工事費)はほぼ同じである。しかし、

2.米国のホームビルダーの住宅販売価格は、日本の大手ハウスメーカーの住宅販売価格の約半額である。

3.米国のホームビルダーのモゲージ(住宅ローン)の担保は、住宅そのものであるのに対し、日本の大手ハウスメーカーの住宅ローンの担保は、住宅の他に、その敷地と住宅化販売価格の同額以上の生命保険である。それは住宅の価値の4倍以上になっている。

19.読者からの質問

---日米住宅産業の構造的な違い…瑕疵保証

20.書籍注文、編集後記




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