ビルダーズマガジン

HICPMビルダーズマガジン第237号

掲載日2016 年 5 月 18 日

20160518124025_00001本号では住宅都市資産形成を取り上げ、その中で国家の貧しさと国民の豊かさに関し、国家の財政危機が取沙汰されているPIIG(ポルトガル、アイルランド、イタリー、ギリシャ、スペイン)諸国を実際に訪問し、その住生活環境は日本と比較してむしろ豊かであるという実感を得た。その理由をいろいろ検討した結果もたらされた結論は、私たち日本人は豊かさをGDPで判断することにならされてきただけではなく、世界経済支援は全て目先のマネーフローで援助する・されるが左右されるため、豊かさはフローとして動かされる資金の量と考えられる傾向がある。

しかし、実際のPIIGSで感じた豊かさは、都市環境の豊かさと、人びとの生活としての豊かさで、そのいずれもストックとしての豊かさがあれば、フローは少なくても豊かさを感じることができる。実際の生活で、日本はストック(器)が貧しくて、フロー(盛られた料理)としてお金をかけているから豊かだと言っているに過ぎない。

2.インターナショナル・アーツ・アンド・クラフツ

―--バーナード・リーチ:炻器の花瓶

3.カレントトピックス

―--建設技能者問題の裏にある設計図書の問題

4.若本修治のレポート

―--建物の維持管理コストと発注者の意思決定を考える

5.エンリケ航海王子がのセクタ(モロッコ)に大航海時代を開いた港町ポルト

6.特集:住宅都市資産価値:国家の貧しさと国民の豊かさ

---世界の多くの国々の財政状態が悪化し、国際間に支援が大きな国際問題になって、援助する国とされる国の問題が国際関係を考える大きな問題として取り上げられることになった。そして世界の財政的な被援助国を最貧国のように呼び、国家が財政危機に陥った国をPIIGSと呼ぶようになった。P(ポルトガル)、I(アイルランド)、I(イタリー)、G(ギリシャ)、S(スペイン)5カ国を合わせて問題にするようになった。これらの国を訪問し、国民の生活を見ると人びとは元気で生活を楽しんでいて貧困という感じではない。その理由を観察し、考えてみると、彼等は過去からの遺産を生活に生かして使っており、決して貧しいと感じることはできない。そのため生活環としてPIIGSの国々は貧しさを感じさせない。一方、日本を振り返って見ると、、いつも貧困に落ちるのではないかという不安に追い回されていて、人々は生活にゆとりをもていない。豊かな生活を約束してくれるはずの 住宅が例外なく50年以内に半額になると言われている国で、少し位賃金が高い水準にあっても、それは安定性がなく、人びとは先行き不安に脅かされて気持ちの上で貧困にさいなまれている。国家としてGDPは大きくても、それは国民に安心した生活の上昇する状態と見ていないことにある。作人日本とヨーロッパとアメリカ3国の住宅比較をs自他『フローの住宅ストックの住宅』(井上書院)でまとめたことがこの特集の主張でもある。

10.竹山清明の街並み講座

モダニズムの実験住宅地ヴァイゼンホーフのジードルンク

11。澁谷征教のデザインのワンポイント(43)

---ベトナムのハノイの住宅

12.オランダ・アメリカ。日本の住宅(第16回)

オランダの都市の住宅地(コモンとコミュニティ)

運河で囲まれt町の中心にマルクト広場があり、広場を囲んで住宅地が形成されている。長崎のハオステンボスのモデルになったゴーダの都市空間がどのような構成になっているかを紹介している。

14。「聖域なき構造改革」(第20回)

---米国のOBTに刺激された日本の工業化住宅政策

日本の住宅政策は日本が米軍の兵站基地となり軍需物資を生産することを円滑の行える産業労働者向け住宅の供給のうち、軍需産業資本(財閥)が給与住宅として供給する住宅以外で、下請け企業、関連産業労働者に対する住宅を政府施策住宅として供給してきた。その際、住宅建設産業である大工工務店は低生産性であるとして手政府施策住宅に担い手としては認められず、政府は住宅生産近代化政策の名のもとに、プレハブ住宅の生産というこれまでに日本になかった政策を展開した。

17、18.ア・フィールド・ガイド・トゥー・アーキテクチュラルアー

---宗教建築で、グリークリバイバル様式の建築物が多数登場した時代である。

19.読者からの質問

---クラシックデザインと有名建築家のデザイン

ここでは米国におけるクラシックデザインと観テンポラリーデザインの違いを説明した。

20。編集後記

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